不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/3/31

既存マンション価格天気図、「晴」と「曇」が最多

 (株)東京カンテイは31日、2020年2月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のファミリータイプの既存マンションの流通価格を70平方メートルに換算・集計。その価格変動を上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表示している。

 同月は、「晴」が14地域(前月9地域)に増加。「雨」は3地域(同2地域)に、「曇」は14地域(同11地域)と、いずれも増加した。「小雨」は6地域(同6地域)と横ばい、「薄日」は10地域(同19地域)と大幅に減少した。

 全国で天候が改善した地域は10地域(同14地域)と減少。横ばいは26地域(同24地域)と増加、悪化も11地域(同9地域)と増えた。

 47都道府県のうち、前月比価格が下落した地域は21地域(同22地域)と減少。仙台市、広島市、福岡市など地方中核都市で弱含みの傾向がみられた。九州地方も7地域中6地域で価格が弱含みとなった。三大都市圏では、首都圏で強含みの傾向がみられた。

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