不動産ニュース / 開発・分譲

2020/4/23

茨城県常総市で物流施設を開発/GLP

「GLP常総」外観イメージ

 日本GLP(株)は22日、「GLP常総」(茨城県常総市)の起工式を執り行なった。

 常磐自動車道「谷和原IC」から約4.5kmに立地。敷地面積約4万2,000平方メートル。耐震・鉄骨造地上3階建て。延床面積約6万1,000平方メートル。周辺にはメーカーの工場が集積しており、その荷物を扱う物流企業、アパレル関連企業等のニーズが見込まれる。

 1階の天井高を通常より1m高い6.5mに設定し、荷積み・荷降ろしのスペースを確保することで搬出業務を円滑にする。また、荷物用エレベーターのパレット搬送能力を標準より約30%向上させる。テナント区画は最大6分割に分割可能に。各カスタマーのニーズに応じて最小約7,000平方メートルから利用可能とし、2層使い、3層使いも選択できるようにする。

 また、働きやすい環境を提供するため、屋外に憩いのスペース、3階に眺望の良いカフェを設置。自動車通勤が多いエリアであることを考慮し、想定就労人数を100%カバーする200台超の駐車場を用意する。

 着工は2020年5月、竣工は21年7月の予定。

 なお同物件は、物流不動産開発ファンド「GLP ジャパン・ディベロップメント・パートナーズIII」が開発する。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。