不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2020/5/11

新型コロナの影響受け、減益/価値開発20年3月期

 価値開発(株)は8日、2020年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(19年4月1日~20年3月31日)の売上高は54億5,200万円(前年同期比7.2%増)、営業損失1億8,100万円(前年同期:営業損失3億5,800万円)、経常損失2億9,700万円(同:経常損失7億400万円)、当期純損失1億9,100万円(同:29億6,000万円)となった。

 ホテル事業は、前期に「ベストウエスタン」の4ホテルがオープンして好調だったものの、2月以降は新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による運営ホテルの稼働率および客室単価が低下し、大きく事業に影響した。その結果、売上高50億9,600万円(前年同期比2.6%増)、営業損失3,500万円(前年同期:営業損失4,800万円)となった。

 不動産事業は販売用不動産の売却などにより、売上高3億5,500万円(前年同期比205.8%増)、営業利益7,300万円(同522.6%増)となった。

 次期については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が、同社グループの事業活動に与える影響について、合理的に判断することが困難なため、現時点では非公表とした。

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