不動産ニュース / IT・情報サービス

2020/5/14

新型コロナで不動産会社への訪問を控えた人が20%に

 (株)LIFULLは13日、「新型コロナウイルス感染症の影響による生活者の住み替え行動に関する調査」の結果を発表した。4月17~21日の期間、17~49歳の男女を対象にインターネット調査を実施した。回答件数は7万件。

 現時点での住み替え・建て替え意向については、「検討している」が25.1%で、3月1日時点の23.0%と比べるとわずかに上昇。一方で「具体的な検討行動はしていない」は51.8%と、3月1日の37.1%から大きく上昇した。

 住み替え建て替えを(4月現在)検討している、もしくは(3月1日時点)検討していた人に、今後の見通しを聞いたところ、「予定通り住み替え・建て替えを行なうつもりでいる」が21.7%、「住み替え・建て替えを延期する/延期した」が33.9%に。「どうしたらいいかわからない・決めていない」は37.3%だった。「住み替え・建て替えを中止する/中止した」は6.7%にとどまった。

 なお、住み替え・建て替えを中止する/中止したと回答した人に、内見、重要事項説明、契約までオンラインで対応できる不動産会社があれば住まい探しを続けたかを聞いたところ、「続けた」「多分続けた」の回答が34.0%を占めた。

 新型コロナウイルス感染症の影響で困ったこと、自身が行なったことについては、「不動産会社への訪問を控えた」が20.4%でトップに。ついで、「内見(物件見学)をキャンセルした」13.1%、「モデルハウスや展示場が休業した」10.6%と続いた。

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