不動産ニュース / 開発・分譲

2020/5/28

都営青山北町アパート建て替えPJが竣工

「ののあおやま民活棟」外観

 東京建物(株)、三井不動産(株)、三井不動産レジデンシャル(株)、青山共創(株)の4社は28日、開発を推進する「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト民活事業(ののあおやま民活棟)」(東京都港区)を竣工した。

 東京メトロ「表参道」駅徒歩5分に立地。敷地面積7,895.01平方メートル、延床面積約3万4,800平方メートル、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上25階地下1階建て。老朽化した都営住宅「青山北町アパート」を建て替える民活事業で、都有地を約70年間の定期借地契約で借り受け、低層部が店舗や認可保育所、地域交流施設、2~4階が特定施設入居者介護サービス付高齢者向け住宅「ツクイ・ののあおやま」(49戸)、5~25階が賃貸住宅「クラス青山」(229戸)となる複合施設を建設した。

 敷地内に青山本来の豊かな自然を再生する、約3,500平方メートルの大規模緑地を創出。低層部の商業ゾーンは2020年11月頃に開業の予定。「森の商店街」をコンセプトに、森と一体となったにぎわいの空間を演出する。

 賃貸住宅「クラス青山」は、多様なライフスタイルや居住ニーズに対応するために、全27プラン、1LDK38.07平方メートル~3LDK176.35平方メートルの多彩なプランを用意。居住者のコミュニティ促進や快適性を向上するさまざまな共用施設も設けた。入居開始は20年6月下旬頃の予定。

 「ツクイ・ののあおやま」は、1Rだけでなく、2人でも入居可能なワンルームや1LDKを用意。地域における医療・介護サービスの拠点として、訪問看護事業所や訪問介護事業所等を併設する。入居開始は20年7月頃の予定。

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