不動産ニュース / 政策・制度

2020/6/16

土地白書、新需要を喚起しての土地・不動産活用を報告

 令和2年版の「土地白書」が閣議決定された。

 3部で構成する。第1部は土地に関する動向として、第1章では、不動産市場動向、土地問題に関する国民の意識調査結果などを紹介。住宅地・商業地とも全国平均で上昇が継続している状況や、オフィス空室率の推移、土地所有に対する国民の意識調査結果などを紹介している。
 第2章は、「人口減少社会における土地の利用と管理を巡る動向」をテーマに、第1節で新たな新たな需要への対応や需要喚起による土地・不動産活用の取り組みについて、各地の実例を紹介。第2節では、管理不全土地等の現状と、適切な利用・管理に関する取り組みについて、管理不全土地の現状を説明すると共に、市町村の空き地の利用・管理に関する取り組みを紹介している。第3節では、現状を踏まえた土地基本法などの改正、土地基本方針に基づく総合的土地政策について報告した。

 第2部では、令和元年度に政府が土地に関して講じた基本的施策について、第3部では、令和2年度に政府が土地に関して講じようとする基本的に施策について、報告している。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。