不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/6/23

一人暮らしの社会人、約4割がミニマリスト志向

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は23日、「“一人暮らしの社会人が幸せに暮らすために必要な住まいの条件”調査2020」結果を発表した。調査対象は、全国の20歳代の社会人男女414人。

 一人暮らしの社会人が幸せに生活するために最低限必要だと思う間取りを聞いたところ、「1K」が40.6%でトップに。最低限必要な家の広さ(延床面積)は、半数以上が「20平方メートル以下」と回答、中でも26.9%が「15平方メートル以下」と答えた。最低限許容できると思う入居時の築年数は、平均で18.6年。

 最低限許容できると思う最寄り駅までの徒歩分数は、平均で13.9分。片道の通勤時間については平均で38.0分だったが、「60分以内まで許容できる」人が31.1%で最多だったことから、片道の通勤時間は条件を緩めても良いポイントであると分析した。

 また、最低限必要なものしか持たない生活をする「ミニマリスト」であるかを聞いたところ、24.4%と約4人に1人が「はい」と回答。ミニマリストになりたいかという問いには、38.9%と約4割が「はい」と答えた。同社では、「なるべくモノを持たないミニマルな暮らしに今後注目が集まる」と予測している。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。