不動産ニュース / その他

2020/7/6

30周年を機にさらに“邁進”/リビングライフ

創業30周年を迎え、気持ちも新たに2020年の経営方針を確認し合った

 (株)リビングライフグループは6日、大田区産業プラザPiO(東京都大田区)にて、同社グループ社員に向けた2020年の経営方針説明会を行なった。

 冒頭、同社代表取締役の炭谷久雄氏が挨拶。「個々が明確な目標を持ち、達成し、その喜びを感じて次なる目標達成にチャレンジする。その繰り返しが成長につながっていく。創業30周年を迎え、気持ち新たにさらなる成長と飛躍を遂げたい」と話した。

 20年は全体スローガンを「邁進」とし、売上高目標を250億円に設定。目標達成のための方針として、(1)人材育成を基盤とした組織の強化・再構築、(2)グループ力の集結、(3)新規事業の創出・構築を掲げた。(3)については、50年・100年の存続を見据え、柱となる事業の創出に注力。既存マンションの売買、リノベーション事業の強化、サービス付き高齢者向け住宅の開発に取り組んでいく。

 主力の住宅流通事業部は、新型コロナウイルス感染拡大対応として始めた「リモート接客」により、5月以降で10件の成約があったと報告。リモートによる接客を今後も推進していく方針。既存マンション売買の強化策として、年内に蒲田支店に専門部署を立ち上げるとし、来年は新店舗を出店する計画。

 ディベロップメント事業については、賃貸ユーザーに対する住宅購入のアプローチやヒアリングの強化により、契約率アップにつなげていく。20年の契約目標は292件としている。

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