不動産ニュース / 開発・分譲

2020/8/6

京都のBTS型物流施設が稼働/阪急電鉄

「ロジスタ京都上鳥羽」外観

 阪急電鉄(株)は、BTS型物流施設「ロジスタ京都上鳥羽」(京都市南区)が竣工し、8月から大和物流(株)が「京都物流センター」として運営を開始したと発表した。阪急阪神不動産(株)が業務代行している。

 近畿日本鉄道京都線「上鳥羽口」駅から約400m、名神高速道路「京都南IC」から約1.4km、第二京阪道路「上鳥羽IC」から約0.6km。国道1号・171号にも近く、京都府内をはじめ、関西圏広域への配送に便利な立地。鉄骨造地上5階建て(倉庫は4層・事務所2層)で、敷地面積6,995.08平方メートル、延床面積1万4,482.53平方メートル。

 1階倉庫部分は低床式バースとし、10mの大庇を設けて広い荷捌きスペースを確保している。大庇には荷重2.8tの天井クレーンを設置し、建材等の重量物もスムーズに取り扱うことが可能。この他、荷物用エレベーターと垂直搬送機を各2基ずつ設置し、貨物の搬送作業を効率良く行なえるようにしている。エントランスには、京都の伝統的な手法により作られた唐紙を壁紙として使用。京都ならではの趣ある風合いを演出している。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

BTS型・マルチテナント型(物流施設の〜)

物流施設の種類は、その性格によって、大きくBTS型とマルチテナント型に分けることができる。(1)BTS型特定のテナントの要望に応じてオーダーメイドで建設され、賃貸される物流施設。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。