野村不動産(株)は26日、世田谷目黒農業協同組合と業務提携契約を締結し、11月より「都市型体験農園サービス」の提供を開始すると発表した。
「都市農地の貸借の円滑化に関する法律」が2018年に制定されたことにより都市農地の貸借が緩和される中、その保全・活用に向け取り組むもの。同組合組合員が所有する農地の一部2,000平方メートル超を用いて、野村不動産グループカスタマークラブ会員向けに体験農業を提供する。農地は、東急大井町線「上野毛」駅徒歩9分に立地。1区画(3.6平方メートル)当たり月額料金5,000円、別途初回登録料5,000円。月額料金には、農具の貸し出しサービス、作付けの種・苗、肥料の費用も含む。
来年度以降は、一般顧客にも提供する予定。