不動産ニュース / その他

2020/10/7

アズ企画、KWと業務提携しエージェント制導入

 (株)アズ企画設計はこのほど、世界50ヵ国に特約店舗を持ち不動産仲介事業を手掛けるケラー・ウィリアムズ(KW)の国内事業会社であるエージェント・グロース(株)(通称:ケラー・ウィリアムズ・ジャパン)とサブライセンス契約を締結。同社のマーケットセンター(特約店舗)となる「ケラー・ウィリアムズ・アズ(KWアズ)」を設立。同社と業務委託契約を結ぶ不動産エージェントの募集を開始する。

 KWは、世界50ヵ国に1,030の特約店舗を持ち、傘下エージェントは18万3,000人。取引件数約112万件、取扱高約36兆円を有する。アズ企画設計は、同社に籍を置かないエージェントとの業務委託契約を試行しており、それらのエージェントを介した数億円規模の不動産売買仲介が成立したことや、その人脈から新たなビジネスチャンスを獲得してきた経験から、KWとの提携により不動産エージェント制を本格的に導入することとした。

 同社はKWとの提携に基づき、マーケットセンターを運営。認定地域(東京都千代田区の一部と文京区)でのマーケットセンター開発・運営も任される。マーケットセンターとして、エージェントに対してウェブサイト、研修、マーケットツール等を提供して業務をサポートする。エージェントは、個人事業主としてKWアズと契約。成約時の仲介手数料の3割をKWアズに、1割をKWジャパンに収める。

 KWアズは、「副業」や「人脈をいかした定年退職後の職業」など新たなライフスタイルの実現手法としてエージェント制をアピールしていく。10~12月にかけエージェント制度の説明会を開催する。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。