不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/10/8

首都圏の既存戸建て、平均価格は全圏域で上昇

 (株)東京カンテイは8日、2020年9月の主要都市の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。

 首都圏の平均価格は3,088万円(前月比0.7%上昇)と、2ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都が4,755万円(同1.4%上昇)で4ヵ月ぶりの反転上昇、神奈川県が3,238万円(同4.2%上昇)で3ヵ月ぶりの反転上昇。千葉県は2,148万円(同5.0%下落)と反転下落、埼玉県も2,374万円(同5.3%下落)と反転下落した。首都圏全体の動きは20年に入ってから依然として弱く、価格水準が段階的に下がる傾向となっている。

 近畿圏の平均価格は2,568万円(同1.8%上昇)と、反転上昇。大阪府は2,747万円(同5.2%上昇)と、反転上昇した。兵庫県は2,426万円(同6.9%下落)と、4ヵ月ぶりの反転下落に。京都府は3,374万円(同2.2%上昇)と、3ヵ月連続の上昇となった。大阪府と京都府が上昇し、近畿圏の平均値を押し上げた。

 中部圏は2,308万円(同1.3%上昇)と、反転上昇。愛知県は2,709万円(同1.3%下落)と、2ヵ月連続の下落となった。

 福岡県は2,103万円(同2.3%上昇)と、2ヵ月連続の上昇。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。