野村不動産マスターファンド投資法人(NMF)は14日、2020年8月期決算を発表した。
当期(20年3月1日~8月31日)は、営業収益375億7,700万円(前期比1.8%増)、営業利益152億1,200万円(同3.7%増)、経常利益128億300万円(同5.2%増)、当期純利益127億9,900万円(同5.0%増)。1口当たり分配金は、2,714円(同129円増)となった。
期中、オフィスビルや物流施設など4物件を取得。期末のポートフォリオは298物件、取得価格合計は1兆516億8,600万円となった。東京圏への投資比率は82.7%、総賃貸可能面積は約204万2,127.14平方メートル。ポートフォリオ全体の稼働率は99.1%と高水準を維持している。
次期については、営業収益383億4,700万円、営業利益154億1,300万円、経常利益130億8,500万円、当期純利益130億8,400万円、1口当たり分配金2,774円を見込む。