不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/10/30

新設住宅着工戸数、15ヵ月連続で減少

 国土交通省は30日、2020年9月の建築着工統計を発表した。

 同月の新設住宅着工戸数は7万186戸(前年同月比9.9%減)と、15ヵ月連続で減少した。新設住宅着工床面積は582万5,000平方メートル(同9.2%減)で、14ヵ月連続の減少。季節調整済年率換算値は81万5,000戸(前月比0.5%減) で、2ヵ月連続の減少となった。

 利用関係別では、持家が2万2,337戸(前年同月比7.0%減)で、14ヵ月連続の減少。貸家は2万5,053戸(同14.8%減)と、25ヵ月連続の減少。分譲住宅は2万2,159戸(同7.8%減)と、11ヵ月連続の減少となった。分譲住宅のうち、マンションは1万1,970戸(同0.4%減)、一戸建住宅は1万36戸(同15.6%減)。

 三大都市圏別では、首都圏は総数2万5,783戸(同7.3%減)。内訳は持家4,504戸(同4.9%減)、貸家9,241戸(同11.7%減)、分譲住宅1万1,933戸(同4.1%減)。中部圏は総数7,454戸(同15.2%減)。内訳は持家3,320戸(同3.7%減)、貸家2,213戸(同27.8%減)、分譲住宅1,902戸(同16.0%減)。近畿圏は総数1万1,318戸(同4.5%減)。内訳は持家3,018戸(同8.3%減)、貸家4,213戸(同0.9%増)、分譲住宅3,842戸(同11.4%減)。

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