不動産ニュース / 開発・分譲

2020/10/30

野村不、杉並区で築50年超のマンション建て替え

建て替え後の外観イメージ

 野村不動産(株)は30日、東京都杉並区で推進している「ガーデン堀之内住宅」マンション建て替え事業について、マンション建替組合が設立されたと発表した。同区初のマンションの建替え等の円滑化に関する法律に基づく建て替え事業であり、東京都で実施された同法を用いた建て替え事業として、過去最大(単棟型)の事業となる。

 「ガーデン堀之内住宅」(総戸数238戸)は、東京メトロ丸の内線「方南町」駅から徒歩6分に立地。敷地面積は約1万2,522平方メートル。従前は、鉄骨鉄筋コンクリート造地上11階建て、延床面積約2万773平方メートル。専有面積は約65~66平方メートル。東京都住宅供給公社が分譲したマンションで、1968年に竣工。建物が老朽化し、耐震強度の不足や、コンクリート破片の落下、漏水・排水不良等が発生していた。管理組合では2009年から建て替えの検討を進めており、同社は17年3月に事業協力者として参画。管理組合や、コンサルタントの(株)都市設計連合とともに、権利者との合意形成活動等を実施。19年12月に建替決議が成立した。

 建て替え後は、鉄筋コンクリート造14階建て、延床面積約2万8,579平方メートル。総戸数は369戸で、専有面積は約53~108平方メートルとする。
 建て替えと併せて、敷地南側に隣接する区有通路の整備も実施。一部区間の通行が、高低差等の要因で寸断されているため、その部分にスロープを設置し、通り抜けが出来る通路とする。

 21年4月に解体工事に着工、24年秋に竣工する予定。

現在の「ガーデン堀之内住宅」

この記事の用語

マンション建替え円滑化法

マンションの建て替えを円滑に進めるための仕組みを定める法律。正式な名称は「マンションの建替え等の円滑化に関する法律」で、2002(平成14)年に公布・施行された。

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