リスト(株)は3日、自社開発物件「稲村ガ崎リゾートハウス」で、同社社員によるワーケーション利用を開始した。
同物件は、リゾートエリアの高級不動産の分譲・開発事業として開発したもの。江ノ電「稲村ケ崎」駅より徒歩3分。敷地面積は110.28坪。鉄筋コンクリート造地上2階地下1階建てで、延床面積110.94坪。温水プールやバーベキューテラス、ワインセラー、バーカウンターなどを備えている。当面は自社保有しながら、引き合い次第で購入相談にも応じる考え。販売価格は5億円規模を見込む。
2020年9月の竣工後、同社グループの保養所として活用していた。社員がより柔軟に働くことができる環境づくりやワークライフバランスの充実などを目的に、同物件での勤務できるようにした。同物件でのワーケーション体験が、富裕層向けの提案にも生かせると期待している。
試験運用で利用した社員からは「仕事を終えた後はのんびり過ごすことができてリフレッシュした」「忙しさはオフィスと変わらないが、海を眺めながらの仕事は贅沢」など、満足した声が上がった。