不動産ニュース / 開発・分譲

2021/1/29

トヨタH、稲毛海岸の分譲地で木質戸建住宅

「MOKUA-J」イメージ

 トヨタホーム(株)は28日、大規模戸建て分譲地「ミライハマ稲毛海岸」(千葉市美浜区、総区画数135区画)において、木造軸組工法「MOKUA-J」による建売住宅の販売を開始した。

 「MOKUA-J」は、同社初の木軸商品として滋賀県で発売。今回、関東エリアでも建売商品として展開する。柱や梁などの接合部分を、専用の金物とピンで緊結する「メタルジョイント」と、構造用合板で外壁や床、屋根部に強固な面を形成する一体構造によって、高い施工精度と耐震性を実現する。

 「ミライハマ稲毛海岸」はJR京葉線「稲毛海岸」駅、京成千葉線「京成稲毛」駅徒歩15分に位置。開発面積は約2万1,500平方メートル。同社は11区画を販売予定で、このうち5区画を「MOKUA-J」とする。

 モデル住戸は、敷地面積約120平方メートル、延床面積約99平方メートル。間取りは4LDK+ロフト。ダイニングの天井高は3.3mとするほか、テレワークに利用できる和室やロフトを設ける。吸気と排気を機械換気で強制的に行なう「一種換気」を標準搭載する。予定価格は5,490万円(税込み)。

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構造用合板

壁などの強度をつくり出すことができる合板のこと。在来工法や枠組壁工法の木造建築物において、耐力壁、床板、屋根の野地板などとして使用される。

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