(公財)不動産流通推進センターは10日、全国の指定流通機構における2021年1月の既存住宅の成約動向を発表した。
既存マンションの成約価格は3,110万円(前年同月比3.23%上昇)、平方メートル単価は46万2,300円(同3.03%上昇)、専有面積は68.20平方メートル(同0.23%上昇)と、いずれも8ヵ月連続で上昇した。築年数は22.90年(同2.63%上昇)で5ヵ月連続のプラス。成約件数は6,082件(同24.17%上昇)と、再びプラスに転じた。
既存戸建住宅の成約価格は2,363万円(同2.87%上昇)と、7ヵ月連続のプラスに。建物面積は111.95平方メートル(同0.54%下落)と3ヵ月連続のマイナス、土地面積は194.02平方メートル(同1.56%下落)で4ヵ月連続のマイナスとなった。築年数は25.38年(同1.36%上昇)と、2ヵ月連続のプラス。成約件数は3,279件(同25.92%上昇)と、プラスに転じている。