不動産ニュース / 開発・分譲

2021/3/2

「わたす日本橋」、日本橋三井タワーに移転/三井不

「わたす日本橋」外観

 三井不動産(株)は、東北の情報発信・交流拠点である「わたす日本橋」を「日本橋三井タワー」(東京都中央区)へ移転し、3月3日にプレオープンする。

 「わたす日本橋」は、東日本大震災後に社員が個人で取り組んでいた南三陸町でのボランティア活動を契機に2015年に開設した常設拠点。東北の食材を使ったメニューの提供や、東北の子供たちとの交流学習など、東北とのつながりを広げることを目的に活動している。

 面積は、246.82平方メートル。 新店舗は、地元の美味しい商品等の紹介をする「わたすマーケット&ギャラリー」、食の魅力を提供する「わたすダイニング&バル」、東北に関する本を閲覧できる「わたすライブラリー」、最大12名で利用できる個室「わたすプライベートルーム」、大型プロジェクターとスクリーンを備えたイベントスペース「わたすLOOP⁺」の5つのゾーンで構成。内装には宮城県南三陸町産のFSC森林認証材を使用。不動産総合ディベロッパーでは初めて国際的な森林認証制度「FSCプロジェクト認証」を取得している。

 移転後は、国内での交流活動などを継続し、現地との交流を続けるとともに、発展途上国や東南アジアなど、国際交流も積極的に行なっていく。
 プレオープンでは、「わたすマーケット&ギャラリー」を公開し、他のゾーンについては、順次オープンの予定。

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