不動産ニュース / 開発・分譲

2021/4/2

両国のマンションに新常態意識した共用空間

「クレヴィア両国 国技館通り」完成予想図

 伊藤忠都市開発(株)は、分譲マンション「クレヴィア両国 国技館通り」(東京都墨田区、総戸数77戸)のモデルルームを3日にオープンする。

 同物件は、JR総武線他「両国」駅徒歩2分に立地する、地上14階建てのマンション。両国エリアを南北に貫く国技館通り沿いに立地。同通り沿いの分譲マンションは、10年ぶりの供給となる。

 共働き世帯の増加、テレワークの増加などユーザーニーズの多様化、新しい生活様式によるサードプレイスへの需要増加に対応するため、共用空間、住戸プランに工夫を施しているのが特徴。14階にはスカイラウンジに加え、リモートワーク等に利用できる個室ブース「+HANARE Common」を設置。2階にはアクティブな暮らしの拠点「ACTIVE BASE」として、ホール・サイクルポート・クリーンアップコーナー(手洗い所)を設置している。

 専有部では、空間をフレキシブルに活用できる可動家具を採用。コンパクト住戸には、「トール型収納+全身ミラー」「高機能シャワー」「スクエア型キッチン」「ディスプレイウォール」「半透明ガラスの可動パーテーション」などでひとり住まいの新しい形を提案する「nanoni」を導入した。

 住戸は、1R~3LDK、専有面積約25~67平方メートル。販売予定時期は5月下旬、価格は未定。建物竣工は2022年5月下旬。20年12月のホームページ開設から1,000組超の問い合わせを集めている。

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