不動産ニュース / 開発・分譲

2021/4/12

ナイス、洋光台の団地の管理事務所棟を竣工

新管理事務所棟の外観。躯体材の約20%は国産木材を使用した
中央のフリースペース(大広間)は、四隅の柱の長さを変え、直線状の梁を斜めに架け渡すことで特徴的な局面を実現した。最大天井高は約6m

 ナイス(株)はこのほど、同社が施工を手掛ける「洋光台南第一住宅管理事務所棟」(横浜市磯子区)を竣工。12日、同団地の管理組合が主催となり、関係者および報道陣を招いて開所式を執り行なった。

 同社は、(株)スタジオ・クハラ・ヤギ(設計監理)等とともに、同団地管理組合のプロポーザルに提案し、2020年7月に採択。「洋光台南第一住宅」(全39棟、696戸)の敷地内にあった高さ約40mの給水塔を解体し、その跡地に集会所と管理事務所の機能を兼ね備えた建物を建築した。

 敷地面積約3,424平方メートル、延床面積約538平方メートル、木造平屋建て。躯体材の約20%に国産材を用いて、そのうち柱には高知県および熊本県産の国産ヒノキ集成材を使用。燃え代型と被覆型を併用した45分耐火構造とした。また、団地内の防災拠点として活用するため、学校施設等と同水準の「耐震等級2」を採用。詳細は過去のニュース記事も参照。

 集会所に求められる多様な機能と、管理事務所の諸機能を限られた空間に収めるため、中央のフリースペース(大広間)の周囲に合計11室の部屋を隙間なく配置。小上がりになっており、気軽に寛げる「のびのびコーナー」や、漫画や書籍を揃えた「図書コーナー」、飲食を伴う懇親会等に利用できる「パーティルーム」など、多様な空間を用意した。団地入居者の有志で構成し、集会所運営を担う「集会所サポーター」の事務スペースも設置し、利用者の相談にも乗る。

 式で挨拶した、ナイス木造建設事業本部木構造事業部事業部長の遠藤雅宏氏は、「近年、横浜市では学校や市営住宅の建て替えに伴う建物の木質化等に動き出しており、そういう面でこの管理事務所棟の建設は先導的な取り組みとなるだろう。今後は管理組合や利用者の方々に施設をより良いものへ育てていってほしい。当社もメンテナンス等で末永く関わらせていただく」などと語った。

「パーティルーム」。キッチン(奥)も設け、入居者が懇親会や料理教室等で利用できるようにした
児童用の書籍、漫画等を揃えた「図書コーナー」

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