不動産ニュース / 開発・分譲

2021/5/10

再生ビル4棟でカーボンニュートラル実現

「Biz-ark日本橋」外観

 サンフロンティア不動産(株)は7日、森林由来の環境クレジットを利用した「森のでんき」を、リプランニング(不動産再生)物件「Biz-ark日本橋」(東京都中央区)に導入したと発表した。

 同社は2020年12月より、法人向けエネルギー調達等を支援する(株)日本省電(JEE)が調達する「森のでんき」の、リプランニング物件への導入を推進している。

 「森のでんき」を導入したオフィスビルでは、使用する電気について、100%カーボンニュートラルを実現。ビルの入居テナントにとっては、入居するだけで森林保全への参画が可能となり、カーボンニュートラルで事業を行なっていることを温対法への報告にも活用できるというメリットがある。

 今回の導入により、「森のでんき」を導入したカーボンニュートラルビルは合計4棟となり、二酸化炭素排出量換算で、年間想定約81tのカーボンニュートラルを実現する。

 なお、「Biz-ark日本橋」は、都営新宿線「馬喰横山」駅より徒歩3分に立地。20年9月に1棟フルリノベーションを施した。

「森のでんき」の仕組み

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