不動産ニュース / 開発・分譲

2021/6/9

東京・京橋にペットと働けるシェアオフィス/東急不

「BA京橋」の4階は、ペットと働けるフロアとする

 東急不動産(株)は9日、会員制シェアオフィス「ビジネスエアポート」(以下、「BA」)を、新たに都内で2店舗を開業すると発表した。

 「BA日比谷」は、東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷」駅より徒歩2分、JR「有楽町」駅より徒歩4分。東宝日比谷ビル(日比谷シャンテ)の9階に出店する。延床面積は1,416.95平方メートルで、サービスオフィス56室を備える。「BA京橋」は、東京メトロ銀座線「京橋」駅より徒歩2分、都営浅草線「宝町」駅徒歩より2分、JR「東京」駅からも徒歩7分。ホテル用途として活用されていた建物の2~9階を改装して開設。延床面積2,501.08平方メートルで、サービスオフィス98室を用意。両施設とも、シェアワークプレイス、ミーティングルームなども完備する。

 「BA京橋」では、BAでの初の試みとして、ペット同伴可能エリアを用意。飼い犬・飼い猫と働ける環境を提供する。ペットの足に負荷がかかりにくく清掃しやすい床材を採用し、フロア内ではペットが自由に過ごせるようにする。ケージや各種備品も備える。家族同様のペットと共に働くことで安心して業務に集中することができる環境を整備。生産性向上につなげるほか、ペットを介することで会員同士のコミュニケーションが生まれることを期待すると共に、新たなビジネス創出を促進する。

 また6階には、手軽な工具が無料で使えるシェアワークプレイスを整備。簡易的な工作が可能スペースを整える。8階には、裁縫器具を備えたスペースも開設。ビジネスに活用できる簡単なものづくりから仕事の合間に趣味の時間を過ごせるなど、多様な働き方を支援する。作品展示のスペース確保も検討している。

 営業時間は8~20時。開業日は「BA日比谷」が7月15日、「BA京橋」が9月6日。

「BA京橋」のDIYスペースイメージ
「BA日比谷」のシェアワークプレイスイメージ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。