不動産ニュース / ハウジング

2021/7/1

スターツ、災害対策施した注文住宅新商品

「応災の家」外観イメージ

 スターツホーム(株)は6月30日、戸建住宅の災害対策施した住宅商品「応災の家」の販売を開始したと発表。同社で注文住宅を新築するユーザーに対し、オプションプランとして提案する。

 地震・風害・水害などさまざまな災害を想定し、家族の命を守ることができる設備を選定。災害後も自宅避難ができるように暮らしを守る工夫を組み込んだ。住まいづくりの段階から対策を施すことで、顧客の災害に対する不安を解消する。水害時に基礎内の排水処理を行なう「基礎孔排水」や、制震システムを標準装備。その他の商品はオプションとして、顧客が必要な設備を選ぶ。首都圏を中心に販売していく。

 災害時にも電気供給を継続できるように、太陽光発電システム、蓄電池、停電しても電気が使える「災害時給電システム」、停電・災害時でもお湯が出る「ガス・電気併用給湯器」などを用意した。

 また、建物の倒壊や二次災害を防ぐため、感震ブレーカー、耐風シャッター、地震力を軽減する軽量屋根材を用意。外出先から自宅の状態確認や水害時のシャッター開閉などができるIoT、浸水リスクを軽減する高基礎、免震システムなども提案する。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。