不動産ニュース / 開発・分譲

2021/7/2

すすきの駅前の複合開発計画着工/東急不他

「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」外観イメージ

 東急不動産(株)、(株)竹中工務店、(株)イトーヨーカ堂、(株)アインファーマシーズ、(株)キタデンは2日、商業施設ススキノラフィラ跡地における「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」(札幌市中央区)の新築工事に着工したと発表。

 繁華街・すすきのの玄関口「すすきの交差点」に面し、札幌市営地下鉄「すすきの」駅に直結。敷地面積約5,157平方メートル、延床面積約5万3,378平方メートル、地上18階地下2階建て。食品スーパーマーケット(地下2階)やコスメ&ドラッグストア(1階)などの商業店舗、シネマコンプレックス(5~7階)、ホテル(7~18階)からなる大型複合施設を建設する。

 日常的な憩いの場・集いの場となり、にぎわいを創出する屋内外広場を2~3階に設置。まちの回遊性と公共交通機関の乗り換え利便性向上のため、1階に屋内貫通通路を設け、商業店舗の営業時間外も地下鉄運行時間中は通行可能に。路線バスの待合所も設置する。また、配送業者が周辺店舗等へ商品を搬入する際に利用できる共同荷捌きスペースを整備。路上駐車の抑制や、歩行者の安全性向上につなげる。

 竣工・開業は2023年秋の予定。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。