不動産ニュース / 開発・分譲

2021/7/6

茅ヶ崎でマルチテナント型物流施設/ESR

「ESR茅ヶ崎ディストリビューションセンター」外観。住宅街に面することから、外壁は白をベースに、低層階には3色のブルーのパネルを設置し海を表現

 ESR(株)は6日、マルチテナント型物流施設「ESR茅ヶ崎ディストリビューションセンター」(神奈川県茅ケ崎市)を6月30日に竣工したと発表した。同社として、全国で24件目、神奈川県内で3件目の施設。

 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の「寒川南IC」から約1kmに立地。新東名高速道路、東名高速道路、新湘南バイパスの連結点に近く、首都圏・東海・関西地方への配送が可能。敷地面積3万3,870平方メートル。鉄骨造地上4階建ての耐震構造、延床面積6万9,315平方メートル。総投資額は160億円。

 倉庫は1・2階、3・4階のメゾネット仕様。各区画に荷物用エレベーター2基、垂直搬送機1基を用意した。1平方メートル当たりの床荷重は1.5t、倉庫の梁下有効高は5m。最小賃貸面積は約2,700坪で、最大6テナントに対応する。トラックは3階まで直接アクセス可能。1階は両面設計で38台、3階は24台のトラックバースを用意した。

 ESRの基本理念「HUMAN CENTRIC DESIGN.(人を中心に考えたデザイン)」に基づき、4階には茅ヶ崎海岸を望む休憩ラウンジを設置し、ワーカーが快適に働けるようにした。

 環境負荷を軽減するため、全館LED照明や環境配慮型照明システム、ヒートポンプ式空調、節水器具等の設備を積極的に採用。CASBEE Aランクを取得した。

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CASBEE

建築物を環境性能で評価し格付けする手法の一つ。CASBEEは、英語のComprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency(建...

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