不動産ニュース / 開発・分譲

2021/7/16

住友林業、三重で初のホテル開発に参画

「HOTEL VISON」ホテル棟外観

 住友林業(株)、H.I.S.ホテルホールディングス(株)、(株)アクアイグニスの3社が出資するヴィソンホテルマネジメント(株)は15日、三重県多気町に2つのホテルを開業すると発表した。住友林業がホテル開発・運営に参画するのは初。

 20日に「HOTEL VISON(ホテルヴィソン)」、8月10日に「旅籠ヴィソン」を開業する。「VISON」は、三重県多気町の癒・食・知を体験できる日本最大級の複合商業施設。「高速道路のインターチェンジと直結する民間施設」として国土交通省から認可されている。

 「HOTEL VISON」は、ヴィラ棟(木造軸組み工法平屋建て6棟)、ホテル棟(鉄筋コンクリート造10階建て、155室)。ヴィラ棟は「戸建ての離れ」をイメージし、三重県産木材をはじめ国産木材を約7割使用している。露天風呂や広縁、プライベートガーデンを配し、各棟に専用の駐車スペースを完備。客室内は白と黒を基調とし、茶室付ヴィラや愛犬と泊まれるドッグヴィラも用意する。部屋の広さは100平方メートル。ホテル棟は、全客室から自然を望むことができ、多くの客室にテラスを設ける。部屋の広さは35.2~71.2平方メートル。
 「旅籠ヴィソン」は、宿場町の宿を模した建物4棟(40室)を配置。1階は棟ごとにコンセプトの異なる商業・飲料店舗が入居、2階が宿泊施設となる。部屋の広さは28.6~70.4平方メートル。

 住友林業は、ヴィラ棟の基本設計や各宿泊施設への資材納入、ホテル棟の植栽工事、客室カードキーの木質化を手掛けた。

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