不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/7/19

21年上半期の近畿圏マンション発売戸数は58%増

 (株)不動産経済研究所は19日、2021年上半期(1~6月)および6月の近畿圏マンション市場動向を発表した。

 同期のマンション発売戸数は8,373戸(前年同期比58.0%増)となった。地域別では、大阪市部2,963戸(同22.5%増)、大阪府下1,925戸(同97.0%増)、神戸市部1,149戸(同105.5%増)、兵庫県下1,187戸(同145.2%増)、京都市部690戸(同230.1%増)、京都府下87戸、奈良県51戸(同80.1%減)、滋賀県280戸(同3.3%増)、和歌山県41戸(同67.2%減)となった。

 月間契約率は73.0%(同2.5ポイント上昇)と、11年連続の70%増となった。1戸当たりの平均価格は4,360万円(同8.3%上昇)、1平方メートル当たりの平均単価は73万3,000円(同7.8%上昇)と上昇した。即日完売は131戸で、発売戸数の1.6%。下半期の発売見込みは約9,500戸。

 6月の発売は1,731戸(前年同月比23.0%増)と、6ヵ月連続で前年同月を上回った。契約率は73.2%(同2.8ポイント上昇)だった。

 1戸当たりの平均価格は4,572万円(同26.7%上昇)と2ヵ月ぶりの上昇。1平方メートル当たりの平均価格は73万2,000円(同14.4%上昇)と、3ヵ月連続の上昇となった。

 即日完売物件は、「ブランズ森小路」2期3・4次(大阪市旭区、2戸、平均1倍、最高1倍)等5物件63戸。

 月末時点の販売在庫数は3,484戸で、前月末比で46戸増加した。

 なお、7月の発売戸数は1,200戸を見込む。

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