東急リバブル(株)は20日より、不動産の価格査定をホームページ上で行なう「スピードAI査定」の対象物件を拡大。これまではマンションに限定していたが、一戸建て・土地まで査定を可能とした。
2020年10月より、マンションの査定価格を瞬時に算出するサービスを、ホームページ上で提供してきた。
一戸建てや土地はマンションに比べ物件の個別性が高く、一般的にAIによる査定が困難と言われてきたが、同社は過去10年間の市場売り出し価格データを基に、同社の営業担当者が直近1年間に査定したデータや公示地価・路線価のデータを統合。査定価格の即時算出が可能なAI査定の開発に成功した。
AIが査定に使用するデータは毎週更新されるため、ユーザーは、常に最新の査定価格を確認できる。またAI査定結果に加えてマーケット情報も掲載し、利用者は売却のタイミングや売り出し価格をより具体的にイメージすることができるという。