不動産ニュース / 開発・分譲

2021/8/20

旭化成不レジ、マンション建て替え着工実績が40件に

 旭化成不動産レジデンス(株)は20日、「向原第二住宅団地マンション建替事業」(東京都板橋区)の解体着工をもってマンション建替事業の着工実績が40件に到達したと発表した。

 向原第二住宅団地マンション建替事業は、野村不動産(株)と共に参加組合員として推進。従前6棟・246戸を2棟・500戸のマンションに建て替えるもの。

 同社は、2002年に建替え決議を行ない、05年に竣工した「同潤会江戸川アパートメント」建替事業以降、マンション建替え円滑化法適用第1号である新宿区「諏訪町住宅」、都市計画法一団地の廃止と公道の移設を実現した「調布富士見町住宅」、1953年に東京都により分譲された日本初の分譲マンション「宮益坂ビルディング」など業界トップの建替実績を積んできた。2011年には「マンション建替え研究所」も設立している。

 同社は今後、建て替えのタイミングを迎えていると考えられる検討初動期の管理組合、マンション管理士、マンション管理会社などの関係者向けに、同研究所監修の「建替え成功事例集」を提供するほか、理事会有志の勉強会などを通じ、社会的課題であるマンション建て替え・再生支援に注力していくとしている。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。