不動産ニュース / その他

2021/8/26

ビルの電源に水力発電の再エネ。CO2排出ゼロに

 相鉄グループの(株)相鉄ビルマネジメントは24日、同社が管理・運営する相鉄本社ビル(横浜市西区)と相鉄南幸第ビル(相鉄ムービル、横浜市西区)で使用する電気について、神奈川県内の水力発電所で発電した再生可能エネルギーによる「アクア de パワーかながわ」を導入すると発表。両ビルで使用する電気の二酸化炭素排出量ゼロを実現する。

 「アクア de パワーかながわ」は、神奈川県と神奈川県企業庁、東京電力エネルギーパートナー(株)が県内11ヵ所の県営水力発電所で発電した再生可能エネルギーの地産地消と県内企業の二酸化炭素排出量の削減を図り、県の環境施策を推進することを目的として、2020年4月より開始した取り組み。

 相鉄グループでは、50年までのカーボンニュートラルの実現など、環境問題への対応の一環として「アクア de パワーかながわ」を導入。県内4例目の導入事業者となった。

 今回の導入により、両ビルで使用する電気による二酸化炭素排出を、年間約1,241t削減できる。

「アクア de パワーかながわ」の仕組み

この記事の用語

カーボンニュートラル

人間活動において、二酸化炭素の排出と吸収が相殺されてゼロであることをいう。例えば、植物のからだは空気中の二酸化炭素が固定化されたものだから、その燃焼(バイオマス燃料の利用)によって二酸化炭素が排出されてもカーボンニュートラルである。

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