不動産ニュース / IT・情報サービス

2021/8/31

不動産投資家、将来は「相続させたい」が約6割

 健美家(株)は31日、「不動産投資家の相続」に関するアンケート結果を公表した。

 8月12~19日、運営する収益物件情報サイトの会員対象にインターネットでアンケートを実施。有効回答数は130人だった。

 「購入した物件を将来どのようにしたいか」という設問に対しては、「家族に相続させたい」が58.5%で最も多かった。ついで「今のところ何も考えていない」が19.2%、「すべて売却したい」という回答も16.9%あった。

 家族に相続させたいと回答した人に、相続のために準備していることを聞くと、「法人で物件を購入」が44.7%で最多。以下、「複数購入して家族で分けやすいようにしている」34.2%、「大家業について教えている/一緒に事業を行なっている」28.9%、「専門家に相談している」9.2%となった。「何もしていない」という回答も23.7%と約4分の1に達している。

 一方、「すべて売却」と回答した人にその理由を聞いたところ、「自分のために老後は現金化したい」が45.5%となり最多。続いて「賃貸経営が負担/できそうな相続人がいない」36.4%、「相続人に現金を残したい」という人も22.7%いた。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。