不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/9/14

首都圏の「住みたい街」、郊外駅がランクアップ

 (株)長谷工アーベストは14日、首都圏および近畿圏の「住みたい街(駅)ランキング2021」を発表した。

 Webによるアンケート調査を実施。首都圏の調査期間は7月9~13日、有効回答数は2,777件、近畿圏は5月28~31日、1,710件。

 首都圏のトップは「横浜」(前年1位)と「吉祥寺」(同2位)。「大宮」が3年連続の3位となった。前年比で大幅にランクアップしたのは「中野」で4位(同14位)。また7位の「海老名」(同19位)と「町田」(同20位圏外)、10位の「千葉」(20位圏外)が初めてトップ10にランクイン。前年に続き、交通アクセス(複数路線・急行停車駅)、買い物便、住環境の良さが揃った「郊外中核駅(街)」に人気が集まる結果となった。

 都県別ランキングでは、東京23区は「中野」が初の1位に。その他1位は、東京市部は「吉祥寺」、神奈川は「横浜」、埼玉は「大宮」、千葉は「津田沼」。

 近畿圏のトップは「西宮北口」で、次いで「大阪・梅田」と、いずれも8年連続の同順位。3位は「高槻」(前年5位)だった。「高槻」含めJR神戸・京都線沿線が多くランクアップし、特に6位の「明石」(同9位)、9位の「尼崎」(同15位)、10位の「姫路」(同20位)は調査開始以来の過去最高ランクだった。

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