不動産ニュース / IT・情報サービス

2021/10/4

投資用M売買顧客向けに新サービス/東急リバブル

 東急リバブル(株)はこのほど、投資用区分マンションの売買検討者向けの新サービス「PROPERTISTA(プロパティスタ)」を本格稼働した。

 同サービスは、これまで営業担当者が担ってきた物件紹介や収益シミュレーションの提案、価格査定、売却提案などの特定の顧客接点をデジタル化。スピーディに高精度な情報を提供するというもの。

 物件に関する問い合わせを受けると、周辺環境やエリア特性、再開発情報などの資料を自動作成し、物件ごとにパーソナライズした詳細ページのURLを問い合わせから10分後に送信する。さらにマンションの管理状況や賃貸契約状況といったより詳細な情報や資金計画についての問い合わせを受けた場合は、資金計画や長期運用シミュレーションといった個別提案書を自動作成する。
 こうしたフローを経て条件が合致しなかった場合には、日本電気(株)(NEC)のAI技術群「NEC the WISE」を活用して開発したAIマッチングシステムにより、 顧客の個別特性に合わせて物件情報をまとめ、定期的に自動配信していく。

 このサービスにより、適正で広範な視点に基づく販売提案をスピーディに提供することで、安全かつ快適な投資機会の創出につなげる。

 なお、不動産売買における初期段階の営業業務を今回のシステムでデジタル化することにより、営業担当者の業務時間を年間約1万2,500時間削減できるという。業務効率化により、営業担当者は顧客との接点を増やし、疑問や相談に対応する投資コンサルティングに注力する計画。

「PROPERTISTA」による購入の顧客対応の流れ

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。