(株)シノケングループは11日、同社のインドネシア現地法人PT. Shinoken Development Indonesia(SKDI)が、首都ジャカルタの中心部でサービスアパートメント「桜テラス第2号」(総戸数60戸)を10月に竣工、年内にグランドオープンすると発表した。
「桜テラス」は、シノケンが日本国内で展開するアパートメントシリーズ「ハーモニーテラス」をインドネシア向けにローカライズし、用地取得から入居・運営までを提供する。
今回の「第2号」は2019年に竣工した「第1号」に続く2棟目で、ジャカルタの中心部に立地。最寄り駅までは徒歩約10分で、現在計画中のLRT(軽量軌道交通)が開通すれば新駅からもアクセスが可能となる。敷地面積は約512平方メートル、鉄筋コンクリート造地上4階地下1階建て。住戸はロフト付きワンルーム。マンスリー・デイリー両面で利用できる家具家電付きの物件として、1泊の出張利用から長期ステイまで幅広い顧客をターゲットとしていく。
22年には第3号が竣工する予定。今後は、より規模の大きい物件の開発も視野に入れ、海外事業をさらに成長させていきたい考え。