不動産ニュース / 開発・分譲

2021/10/27

滋賀でマルチテナント型物流施設開発/日本GLP

「GLP栗東湖南」イメージ

 日本GLP(株)は27日、マルチテナント型物流施設「GLP栗東湖南」(滋賀県湖南市)を開発すると発表。同社が滋賀県下で開発する2棟目の物流施設となる。

 名神高速道路「栗東湖南IC」から約4km。滋賀県内だけでなく、京都・湖南エリア配送に適した立地となる。また、JR琵琶湖線「草津」駅から約12.6km、JR草津線「石部」駅から約1.5km、通勤に便利な立地であることから、雇用確保も見込める。

 敷地面積約2万800平方メートル、延床面積約4万2,000平方メートル、耐震鉄骨造地上4階建て。

 最大6テナントの入居が可能で、小規模なスペースニーズにも対応できる。また高度な作業軽減・省人化設備の導入をはじめとする倉庫の自動化への装備等、効率的なオペレーションを実現する。

 環境配慮面では太陽光発電を自家消費し、グリーンエネルギーの購入と併せて、再エネルギー100%の達成を目標としている。また、BCP面でも地震対策として耐震性能の高いブレース材を採用。安全性を確保する他、24時間稼働の非常用発電機の装備や浸水・液状化対策を講じることにより事業の継続性を維持する。

 着工は2022年2月、竣工は23年3月の予定。総投資額は約77億円。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

BTS型・マルチテナント型(物流施設の〜)

物流施設の種類は、その性格によって、大きくBTS型とマルチテナント型に分けることができる。(1)BTS型特定のテナントの要望に応じてオーダーメイドで建設され、賃貸される物流施設。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。