不動産ニュース / その他

2021/11/11

マンション防災の自助力を強化/大和LN

 大和ライフネクスト(株)は10日、マンション防災サービスの新ブランド「マンション防災 マンボウ manbow」(以下、「マンボウ」)を立ち上げ、サービスの提供を開始したと発表した。

 マンションは、鉄筋コンクリート構造等のため強度が高く、倒壊リスクが少ないと考えられていることから、災害時の「在宅避難」が推奨されている。そのため、マンション防災では、管理組合で取り組む「共助」の前に、一人ひとりの防災知識向上や、自分で自分の身を守る「自助力」が重要となる。そこで、「マンボウ」では、いつもの暮らしの中で備えができるよう、自助力向上に寄与できるサービスを提供していく。

 消防やライフライン設備についてマンションごとに調査し、オンリーワンの防災マニュアルを制作するサービスを提供。また、インターネット上のVR消防訓練動画(横浜消防局監修)を、スマートフォン等から視聴することができる。プライベートブランドの住宅用消火器も販売する。

 現時点では、同社が管理を受託するマンション管理組合を対象にサービスを展開しているが、将来的には広く一般ユーザーにも提供していく考え。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

VR

情報技術を活用して、人工的に現実感を作り出すこと。英語のVirtual Reality(バーチャル・リアリティ)の略語で、「仮想現実」「人工現実感」などと翻訳されている。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。