不動産ニュース / 開発・分譲

2021/11/24

30年度までに全マンションをZEH化/阪急阪神不

「ジオ彩都いろどりの丘」外観イメージ

 阪急阪神不動産(株)は22日、同社が開発する分譲マンション「ジオ」の商品企画プロジェクトをリニューアル。全物件で「ZEH-M Oriented」を実現すると発表した。

 同社は2008年より、顧客の要望を集めて検証し、商品企画に反映するサイクル型プロジェクト「geo fit +」をスタート。リニューアルに当たり、住宅に求められる要素を「itsumo(いつも)」(快適さ・便利さ)、「tsunagu(つなぐ)」(持続可能性)、「mamoru(まもる)」(安心・安全)という3つのカテゴリーに分け、持続可能な暮らし・まちづくりを求めるユーザーにきめ細かく対応する。
 また同取り組みを通じ、30年度までに開発するすべての分譲マンションでZEH-M Orientedを実現、住宅性能表示制度における「耐熱等性能等級4」かつ「一次エネルギー消費量等級4以上」の取得を目指す。

 同取り組みの初弾は、開発中の「ジオ彩都いろどりの丘」(大阪府箕面市、総戸数372戸)。大阪モノレール「彩都西」駅より徒歩8分に位置。敷地面積約3万689平方メートル、延床面積約3万4,430平方メートル、鉄筋コンクリート造地上10階地下1階建て。すでにZEH-M Orientedの認定を受けている。
 専有部には床暖房・高効率エアコン・LED照明・エネファーム等の設備を導入し、省エネ性能を高めるほか、一部プランに土間を採用。土間から直接出入りできる洗面洗濯室を設置し、新たな生活様式にも対応する。共用部には、個室のワークブースを取り入れたコワーキングスペースやラウンジ、パーティルームなど多彩な施設を設け、入居者のさまざまなニーズに応えていく。
 販売開始は22年3月末。竣工は1工区が23年8月末、2工区が24年8月末の予定。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。