不動産ニュース / 開発・分譲

2021/11/29

兵庫で国内100棟目の物流施設を竣工/プロロジス

「プロロジスパーク猪名川1」(左)、「プロロジスパーク猪名川2」(右)

 プロロジスは26日、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク猪名川1」(兵庫県川辺郡)の竣工式および「プロロジス猪名川プロジェクト」完成セレモニーを執り行なったと発表した。

 「プロロジス猪名川プロジェクト」は、2015年より猪名川町と官民一体で推進してきた開発プロジェクト。「プロロジスパーク猪名川1」および「同2」(21年8月竣工)で構成。BCP対策として、両施設の地下に大型オイルタンクを設置、入居企業や防災センターへ最大約14日分の電力供給を実現。そのほか、施設全体に人感センサー付きのLED照明を採用するなど、環境負荷低減の取り組みを推進し、同社として初めて「ZEB」認証を取得する予定。

 今回竣工した「プロロジスパーク猪名川1」は、同社の国内100棟目の開発案件。新名神高速道路「川西IC」より約3分と、関西三大消費地へ約50分圏内でカバーできる物流適地に立地。敷地面積約10万7,172平方メートル、延床面積約21万8,179平方メートル、鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上6階建て。免震構造を採用した。中央車路を隔ててワンフロア最大約1万坪を確保し、効率的なワンオペレーションを可能に。防災区画は通常の2倍となる約3,000平方メートルとし、大型マテハンの導入や庫内の自動化に対応しやすくした。

 1~5階および6階の一部には、工業用間接資材の通信販売大手である(株)MonotaROが入居が決定している。

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「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。