不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/11/29

東京都心と大阪市のオフィス、総合収益率がやや回復

 (一財)日本不動産研究所(JREI)は29日、2021年6月末時点の「JREIオフィス投資インデックス(JOIX)」を公表した。

 全国13都市81ゾーンに設定した地価公示地点からオフィスビル適地を選定し、当該地点上に最有効使用のオフィスビルを設定、調査したもの。半期(6・12月末)ごとに実施して収益率を試算した。

 総合収益率(インカム収益率+キャピタル収益率)は東京都心5区が3.06%(前期比1.34ポイント上昇)、大阪市が4.12(同2.91ポイント上昇)。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大きく低下していたが、当期は回復した。

 インカム収益率(純収益÷期初の資産価値)は都心5区で4.58%(同0.02ポイント上昇)、大阪市6.19%(同0.34ポイント上昇)。大阪市でやや回復した。

 キャピタル収益率(【期末の資産価格-期首の資産価格】÷期首の資産価格)は都心5区がマイナス1.52%(同1.32ポイント上昇)、大阪市マイナス2.08%(同2.57ポイント上昇)となった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆