不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/1/13

東京都心5区オフィス空室率、2ヵ月連続下降

 三鬼商事(株)は13日、2021年12月の全国主要都市のオフィスビル最新市況調査結果を発表した。

 東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の平均空室率は6.33%(前月比0.02ポイント下降)と、2ヵ月連続で下降した。館内縮小に伴う解約等が見られたものの、中小規模の成約が見られ、空室面積が小幅に減少したことが要因。新築ビルの空室率は13.09%(同0.63ポイント上昇)、既存ビルは6.25%(同0.03ポイント下降)。1坪当たりの平均賃料は2万596円(同90円減)と、17ヵ月連続で下落している。

 一方、大阪ビジネス地区の平均空室率は、4.53%(同0.03ポイント上昇)と5ヵ月連続で上昇した。集約に伴う大型解約の動きがみられたが、館内増床や中小規模の成約があったため、空室面積はわずかな増加にとどまった。新築ビルの空室率は53.33%(同2.27ポイント下降)、既存ビルは4.29%(同0.04ポイント上昇)。1坪当たりの平均賃料は、1万1,796円(同7円減)となった。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。