不動産ニュース / 開発・分譲

2022/2/3

松戸にネットスーパー専用物流施設/ラサール他

施設外観

 ラサール不動産投資顧問(株)、(株)NIPPOは1日、共同で開発したBTS型物流施設(千葉県松戸市)の竣工式を執り行なった。

 東京外環自動車道「松戸IC」から約4km、東京23区を網羅する環状7号線まで約7kmの「稔台工業団地」に立地し、首都圏を中心とした広域への配送に優れる。敷地面積約3万3,468平方メートル。鉄骨造地上4階建てで免震構造を採用。延床面積約7万1,282平方メートル。

 楽天グループ(株)と(株)西友が全フロアを賃借し、協働で運営する「楽天西友ネットスーパー」の専用物流センターとする。それに向け、冷凍冷蔵機能を整備し、3温度帯(常温・冷蔵・冷凍)に対応できるようにした。また、梁下有効高さは5.5m以上確保、床の平滑性に配慮することで、倉庫内作業効率化に向けた自動化設備を導入できる環境を整えた。

 非常用発電機を設置し、BCPに対応。倉庫内の照明はLEDや、人感センサー機能付きにするなど、省エネ対策も講じた。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

BTS型・マルチテナント型(物流施設の〜)

物流施設の種類は、その性格によって、大きくBTS型とマルチテナント型に分けることができる。(1)BTS型特定のテナントの要望に応じてオーダーメイドで建設され、賃貸される物流施設。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。