ラサール不動産投資顧問(株)、(株)NIPPOは1日、共同で開発したBTS型物流施設(千葉県松戸市)の竣工式を執り行なった。
東京外環自動車道「松戸IC」から約4km、東京23区を網羅する環状7号線まで約7kmの「稔台工業団地」に立地し、首都圏を中心とした広域への配送に優れる。敷地面積約3万3,468平方メートル。鉄骨造地上4階建てで免震構造を採用。延床面積約7万1,282平方メートル。
楽天グループ(株)と(株)西友が全フロアを賃借し、協働で運営する「楽天西友ネットスーパー」の専用物流センターとする。それに向け、冷凍冷蔵機能を整備し、3温度帯(常温・冷蔵・冷凍)に対応できるようにした。また、梁下有効高さは5.5m以上確保、床の平滑性に配慮することで、倉庫内作業効率化に向けた自動化設備を導入できる環境を整えた。
非常用発電機を設置し、BCPに対応。倉庫内の照明はLEDや、人感センサー機能付きにするなど、省エネ対策も講じた。