不動産ニュース / 開発・分譲

2022/2/8

オフィス・店舗等の建築システムを刷新

完成予想内観イメージ(プラス(株)によるオフィス内装デザインプラン)

 大和ハウスグループの大和リース(株)は8日、オフィスや店舗等に利用できるシステム建築商品「DL-Just(ディーエル・ジャスト)」を販売開始した。

 建物は軽量鉄骨ブレース構造(最高高さ3,765mm)で、A(梁間9.075m×桁行10.875m)・B(同9.075m×同21.675m)の2プランを用意。Aが建築面積102.55平方メートル・延床面積98.69平方メートル、Bが建築面積203.80平方メートル・延床面積196.70平方メートル。2017年2月に開発した店舗用システム建築商品「DL-Store(ディーエル・ストア)」をリニューアル。躯体工事のみをシステム化し、顧客が要望する用途に応じた自由な内装デザインを可能にした。躯体部分では、前面にFIX窓(フロントサッシ)を採用し、屋根材や構造躯体をそのまま内装として採用することでデザイン性の高い空間を形成する。大和リースが躯体工事を担当し、内装は顧客が希望するデザイン会社・施工会社を選定することができる。

 併せて、1日に文具や事務用品、オフィス家具などの製造・販売をはじめ、生産性向上につながるオフィス空間のデザインや社内のコミュニケーションを活性化するスペース活用の提案などに取り組む、プラス(株)(東京都港区、代表取締役社長:今泉忠久氏)と協業に関する基本協定を締結した。顧客は内装デザイン・内装工事を同社に依頼することが可能。

 同商品の販売目標は、2022年度で売上高50億円を目指す。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。