不動産ニュース / 団体・グループ

2022/3/31

マンション管理適正評価制度、4月1日に開始

 (一社)マンション管理業協会は、分譲マンションの管理に関する全国共通の評価基準となる「マンション管理適正評価制度」を4月1日に開始する。

 マンションの管理状態をチェックし、その情報を開示することで、管理の行き届いているマンションの管理評価が市場価値・流通価値へと反映。定期的に管理状態をチェックすることで、適正なマンションストック形成の促進を目指す。

 マンションの管理状態を5つのカテゴリー(管理体制、管理組合収支、建築・設備、耐震診断、生活関連)に分類し、ソフト面とハード面の両面から30項目について評価し、ポイントランク化。各項目の点数を足した合計点により6段階で評価、サイトで公開する。評価の有効期間は1年間。

 管理業務主任者またはマンション管理士資格を持ち同協会の講習を修了した人が、同協会に評価者としてサイトに登録され、評価を行なうことができる。管理組合は総会での承認後、評価者に登録申請を依頼する。登録料は5,500円(初年度無料)。

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お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。