不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2022/4/4

リフォーム事業部を新設/ナイス

 ナイス(株)は、4月1日付で、住宅事業本部(情報館<不動産仲介>、マンション、分譲住宅、注文住宅)に「リフォーム事業部」を新設。住宅事業の5つ目の柱としてリフォーム事業に注力していく。

 また同日、リフォーム事業の新店舗「ナイスのリフォーム」を、「ナイス住まいの情報館鶴見西」(横浜市鶴見区)に隣接してオープンした。「ナイスのリフォーム」では、中大規模リフォームに注力し、修繕などの小規模リフォームはこれまでマンションリフォームを手掛けてきた、ナイスコミュニティーサービス(株)が対応する。グループ各社の役割を明確にし、各業態と親和性のあるリフォームを行なうことで、グループ全体の業務効率化と営業体制の強化を図っていく。

 住まいの相談窓口「ナイス住まいの情報館」では、既存住宅売買の相談を受ける際、「ナイスのリフォーム」担当者が必要に応じて同席し、顧客の潜在的な課題を引き出すと共に、解決に向けた提案を行なっていく。
 また、コロナ禍による在宅勤務の増加などにより、ワークスペースの設置やインターネット環境の増強などの需要が高まる中、インターネットサービスを提供するYOUテレビ(株)と連携し、リフォームプランに組み込んだ提案を行なっていく。
 大規模リフォームについては、既存マンションの買取再販事業を手掛けるリナイス(株)からの紹介物件をはじめ、ナイスが供給したマンションおよびナイスコミュニティー(株)の管理マンションを中心に、リフォームプランを提案する。

 そのほか、資材事業本部との連携により、木質化リフォームを積極的に提案するなど、グループシナジーを最大化したリフォームを提供していく。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

リフォーム

建物の構造強化、機能向上などを図るための改修をいう。リフォームの種類には、耐震化、バリアフリー化、省エネルギー化、耐久性向上化などのための工事がある。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。