(株)東京カンテイは7日、2022年3月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100平方メートル以上300平方メートル以下、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。
首都圏の平均価格は4,166万円(前月比0.6%上昇)と6ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都は5,031万円(同5.4%下落)と反転下落。神奈川県は4,515万円(同4.1%上昇)、千葉県は3,518万円(同2.6%上昇)、埼玉県は3,635万円(同1.3%上昇)といずれも反転上昇した。東京都以外は反転上昇しているが、ウクライナ紛争による建材高やコスト上昇が戸建て価格に影響するのはこれからとみられる。
近畿圏は3,354万円(同0.2%上昇)と2ヵ月連続で上昇した。府県別では、大阪府は3,552万円(同1.2%下落)と反転下落。兵庫県は3,368万円(同2.1%上昇)と2ヵ月連続で上昇、京都府は3,699万円(同2.3%下落)と2ヵ月連続で下落した。
中部圏は3,214万円(同2.1%下落)と3ヵ月ぶりの下落。愛知県は3,420万円(同3.1%下落)と5ヵ月ぶりに下落した。
宮城県は3,208万円(同0.9%上昇)と反転上昇。福岡も3,473万円(同5.5%上昇)と反転上昇した。