国土交通省は28日、2021年度および22年3月の建築着工統計調査を発表した。
21年度の新設住宅着工戸数は86万5,909戸。前年度比6.6%増となり、3年ぶりに増加。新設着工床面積も7,116万1,000平方メートル(前年度比7.3%増)と、3年ぶりに増加した。
利用関係別では、持家が28万1,279戸(同6.9%増)と3年ぶりに増加。貸家は33万752戸(同9.2%増)と5年ぶりに増加。分譲住宅は24万8,384戸(同3.9%増)と3年ぶりに増加しており、そのうち、マンションは10万2,762戸(同5.0%減)、一戸建て住宅は14万4,124戸(同11.4%増)となった。
3月の新設住宅着工戸数は7万6,120戸(前年同月比6.0%増)と13ヵ月連続の増加。新設着工床面積は595万3,000平方メートル(同2.0%増)と12ヵ月連続の増加となった。季節調整済年率換算値は92万7,000戸(前月比6.3%増)と2ヵ月連続の増加。
利用関係別では、持家は2万246戸(前年同月比9.4%減)と4ヵ月連続の減少。貸家は3万2,305戸(同18.6%増)と13ヵ月連続の増加。分譲住宅は2万3,144戸(同6.0%増)と2ヵ月連続の増加で、そのうちマンションは1万618戸(同2.2%増)、一戸建て住宅は1万2,439戸(同9.9%増)となった。