不動産ニュース / その他

2022/5/16

健康経営に向けたサービス開発へ実証実験/東急不

 東急不動産(株)はこのほど、企業が抱えるさまざまな健康経営に関する課題の解決に向けたヘルスケアソリューションの開発に向け、サービス実証を開始すると発表した。

 同社は2021年より、「GREEN WORK STYLE 未来の自分をつくる働き方」として、「ワークプレイス」「環境」「健康経営」「ライフスタイル」に関する4つの施策・サービスについて、ワンストップで提供する取り組みを行なっている。今回は「健康経営」に関する具体的なアクションとして実施する。

 「健康経営」については、「ウェルネスオフィスの構築」「産業保健活動のサポート」「行動変容を促す健康増進サービスの開発」「エリア健康管理室の実装」の4つについて事業化の検討を進める。実証実験第1弾として、「行動変容を促す健康増進サービスの開発」において、サービスの一部機能である「食事改善」のサービス実証を行なう。
 具体的には、渋谷ソラスタ(東京都渋谷区)のテナント企業ワーカーを対象に、ライフログテクノロジー(株)が提供する「カロミル」を通じ、参加者の健康状態や食事記録をもとに最適なランチメニューをレコメンドする。提案されるメニューは、コンソーシアムに参加しているRetty、(株)KOMPEIGTOの協力のもと、実際に提供している飲食店舗のメニュー等が反映される仕組み。

 7~8月には「ウェルネスオフィスの構築」について、同じくコンソーシアム参加企業と共にテナント企業を対象にアンケート調査や環境実測も行なう計画。

 コンソーシアムは5月13日現在、沖電気工業(株)、Retty(株)など11社のパートナー企業と組成。23年度に東急不動産のテナント企業へのサービス提供を目指して取り組みを進めると共に、事業化を検討していく。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。