中央日本土地建物(株)は18日、4月28日に竣工した中規模オフィスビル「REVZO(レブゾ)一番町」(東京都千代田区)のメディア向け内覧会を開催した。
同物件は、東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅、東京メトロ有楽町線「麹町」駅より徒歩4分に立地。敷地面積約478平方メートル、延床面積2,296平方メートル、鉄骨造地上9階建て。同社が展開する中規模オフィスビルブランド「REVZO」の「虎ノ門」(東京都港区)、「日本橋堀留町」(東京都中央区)に続く第3号物件となる。
オフィススペースは1フロア1テナントのスケルトン仕様で、貸室面積は約231平方メートル、天井高3,245mmを確保。各フロアにバルコニーを2ヵ所設置し、植栽も配置することで、ワーカーが自然や風を感じながら仕事ができるようにした。開口部はLow-Eガラスを採用し、日射熱を低減。REVZOシリーズでは初めて、エレベータホールもテナントの専有部とし、それぞれの企業イメージに沿った造作にも対応する。
1階には、大型の本棚を備えたライブラリーラウンジや、レンタル制の会議室、テラス席などを完備。ラウンジにはキッチン等も設け、貸切によるパーティ利用にも対応する。エントランスにはデジタルサイネージを設け、共有部の家具の産地である北海道旭川市の映像などを放映し、ワーカーのインスピレーションを刺激していく。また屋上スペースにはベンチやテーブルを設け、テナントにリフレッシュスペースとして提供する。
21年夏頃よりリーシングを開始。現在、成約に向けて順次内覧案内を行なっている。賃料は周辺エリアの相場と同等となる見込み。