不動産ニュース / 開発・分譲

2022/7/8

北浦和で菜園スペース付きの住宅、販売好調

モデルハウスの外観
各住戸に設置した「ポタジェ」

 ポラスグループの(株)中央住宅は8日、分譲住宅「北浦和みのりプロジェクト」(さいたま市緑区、全51棟)のモデルハウスを報道陣に公開した。

 JR京浜東北線「北浦和」駅よりバス11~21分、学校や利便施設が至近にある立地。「ナチュラルブロック」(17棟)と「キナリ・モダンブロック」(34棟)で分かれる。土地面積が110~115平方メートル台、建物面積が100平方メートル前後が中心となる。

 各住戸には、家庭菜園等が可能なスペース「ポタジェ」を設置した。同物件の近くに1,200ha超の田畑を持つ(株)こばやし農園と連携し、ワークショップ等を通じて居住者の家庭菜園づくりをサポート。希望者を対象に、こばやし農園の田畑での農体験などの機会も提供する。また、車ユーザーが中心となる立地であることから、各区画に駐車場を2台分確保した。

 内装は、食を通じた交流が進むようにトクラス(株)のフルフラットキッチンもしくはオープンキッチンを採用。野菜の調理に適したリンナイ(株)のガスコンロを標準で搭載した。また、リビングには国産材等を用いたデザインパネルを設け、木の温もりがある空間に。2階は、部屋数を優先したプランニングを行ない、なるべく多くの個室を確保することで、テレワーク需要に対応する。

 2022年3月10日より販売を開始。7月8日時点で、全棟を販売開始済み。販売価格は2,980万~4,850万円。51棟中42棟が申し込みもしくは成約済みで、「キナリ・モダンブロック」の第2期2次販売が最高10倍となるなど販売は好調。住環境の良さや高い企画力等が評価された。購入者の中心は、未就学の子供を持つ20歳代後半~30歳代後半で、公務員や医療従事者など車通勤の共働き世帯。居住地は、近隣(浦和等)エリアが21%、埼玉県内が60%、東京都等の県外が18%だった。

モデルハウス(111.21平方メートル)のLDK。木製のデザインパネルを設けた

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